リンパ浮腫とは | リンパ浮腫の原因・症状・治療法などの総合情報サイトです。
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リンパ浮腫とは
リンパ浮腫について、なりやすい部位と原因、症状、
検査方法、治療などについて詳しく見てみましょう。
リンパ浮腫になりやすい部位とその原因
浮腫は手(うで、手の甲)や足(ふともも、すね、足の甲)にでます。その原因は余分な水分が体にたまることです。心臓や腎臓の働きが衰えたり、栄養が不足したりすると余分な水分がたまりやすくなります。浮腫の中でも、リンパの流れが滞ることで生じるのがリンパ浮腫です。生まれつきの体質によりリンパの流れが悪かったり、手術などでリンパ節を取ったりすると、腕や足にリンパ浮腫が生じることがあります。
リンパ浮腫の症状
リンパ浮腫の主な症状は、手足などが硬く腫れる、痛さや重だるさを感じることです。硬くなることが、ほかの浮腫と異なる特徴です。一般的には早期では柔らかく、進行とともに硬くなります。進行すると、「蜂窩織炎」という発熱をともなう皮膚の炎症症状や、「象皮症」という皮膚の硬化性の変化が見られるようになります。リンパ液が皮膚から漏れる「リンパ漏」という状態になる場合もあります。
リンパ浮腫の検査方法
浮 腫は様々な原因から起こるため、そのむくみがリンパ浮腫なのか、別の要因によるのかを判断するために専門医による診察が必要です。診察だけでは診断が難しい場合もあるため、リンパ管を映しだす検査をすることがあります。この検査でリンパ液の流れ方がわかり、リンパ浮腫であるかの確定診断ができます。代表的なものにインドシアニングリーン検査やリンパシンチグラフィーという検査があります。
リンパ浮腫の治療法
リンパ浮腫の治療の原則は、圧迫してスキンケアをすることです。リンパ浮腫用の包帯や、あしの場合はストッキング、うでの場合はスリーブ・ミトン・グローブを使って毎日圧迫します。また、毎日のスキンケアとして保湿剤を用います。それ以外に、手術や内服薬、運動療法によって治療することもあります。リンパドレナージというリンパ浮腫のための特別なマッサージもあります。